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​ご挨拶

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はじめまして。この度は弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。アロー株式会社 代表の岸本と申します。

弊社は平成25年に加古川市加古川町大野で開所させて頂き、約7年の月日を過ごし令和3年1月に現在の稲屋に本社機能と共に移転の運びとなりました。大野で過ごした7年は今も私のマインドとなっております。一日一笑を掲げ従業員並びに利用者の方々と、共に考え共に笑い合える環境を目指して業界のリーディングカンパニーを目指して参ります。​こちらのページでは、私(代表 岸本)が「就労支援施設/ひまわりの郷」「グループホーム/和みの家」を開所した思いをお伝え出来ればと思います。少し長くなりますが、是非目を通して頂ければ幸いです。

アロー株式会社​  代表取締役  岸本 和哉

開所への想い

就労継続支援B型サービス ひまわりの郷

私がひまわりの郷を開所させて頂きましたのは、過去の事業による経験が基となります。元々私は高齢者福祉に従事するスタッフの派遣会社を運営しておりました。仕事柄、施設長や理事長とお話しさせて頂く機会が多く、当時高齢者福祉では職員は充足に向けての流れがある。しかしながら、障がいを持っている方々の就職に目を向けた時に、受け皿となるものが少ない。という現状を目の当たりに聞くことができました。障がい福祉の実情を把握するため、行政に出向き話しを伺ったり、運営中の事業所へ見学をさせて頂いたりと自分なりに行動をしていく中で、自分でも何か障がいをお持ちの方々へ伝えて行ける事があるのではないか?活躍できる場所を提供できるのではないか?と思い、障がい者福祉での従事経験は無い中、平成25年10月15日に定員20名で開所をさせて頂きました。

初めは利用者さんより、スタッフの方が人数が多い時期もありました。何をどうしたらいいのか分からず、「取り敢えずやってみよう!」から、がむしゃらに一緒になって毎日を楽しく過ごして参りました。令和を迎えた今では作業量並びに選択出来るお仕事の数では、絶対の自信を持っています。また工賃についても、しっかり評価される水準を維持出来る様になって参りました。ソフト面においては、まずは休まず通所する。週1回利用から週2回を目指す支援など、個々の生活スタイルに合わせて、無理なくゆとりを持った通所支援にも力を入れております。こうした様々な取組みと保護者の皆様、また関係機関の皆様の温かいご指導・御支援により運営しております。

共同活援助サービス(グループホーム) 和みの家

ひまわりの郷に続き和みの家を開所させて頂きました経緯をご紹介させて頂きます。グループホームは平成28年12月に開所しました。当時利用されていた中に2名の兄妹がおり、ひまわりの郷を利用後は、お兄さんは神戸のグループホームへ。妹さんは自宅に戻る生活をされていました。そんな中、お母様からご連絡をいただき、訪問させていただいた際『私も高齢になって自分の体力が心配になって来て、いつまでこの子達を見てあげられるかわからない』とのご相談でした。

『出来るなら私が亡くなった後、兄妹が協力し合って生活をして行って欲しい』との想いを聞いたその2週間後でした。

明け方に同居されていた妹さんから、「お母さんが倒れてる。血がでている。」との連絡がありました。すぐにご自宅に伺いましたが、間に合う事が出来ませんでした。お母さん亡き後、その意思を引き継ぎ、【「兄妹力を合わせて生活をして行く場所」を作らなければいけない】との使命に駆られ、グループホームを開所する運びとなりました。正直申しますと連携させて頂いている事業所様へ相談し、お任せする事も考えました。ですがお母様より相談を受けたのは私であり、

自分がやるしかないとの思いから現在に至ります。

"福祉"とは本来、支援が必要とされている方全てを対象と言わなければいけないのでしょうが
私は大きな事を言えません。私が考える"福祉"とは弊社サービスを利用されている方々を絶対に守る、
この一言に対する責任が私の考える福祉であります。今後の展望などをご質問頂く場合がございますが、展望は特段ございません。強いてこの場を借りて言わせて頂くこととすれば、利用者の方々が必要だと思われるサービスを即時に行う事が展望と考えます。今後も地域に溶け込んだ生活、すなわち共生社会を目指してより良い運営を行って行きたいと思います。

最後になりますが、『障がい者だから』ではなく『障がい者でも』の言葉をどんどん発信し、
活躍できる場所の拡充を今後もして行きたいと思います。

アロー株式会社

​代表取締役 岸本 和哉

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